まだまだ自然が…
丸山です。
今日はイーストガーデンDECOの店舗前を流れる小川についてお話ししたいと思います。
小川と言ってもコンクリートのU字溝のいわゆる用水路です。
お店の前を流れる川なので、勝手に『DECO川』と呼んでいます。
当店のある松本市 並柳周辺は、今でさえ開発が進み住宅やアパート、店舗や商業施設が建ち並ぶ商業エリアになりましたが、40年程前は並柳や庄内地区は田んぼと畑だらけで、お店は数えるほどしかありませんでした。
ここに流れる『DECO川』もかつての農業用水路のなごりで、歩道の脇や道路の下、住宅の隙間を縫うように曲がりくねりながら流れています。
どこから流れて来て、どこへ流れて行くのか…
たどって調べた事はありませんが、おそらく近くを流れる牛伏川や田川の支流につながっているのだと思います。
普段は深さも5センチ程度で流れもほとんどないこの『DECO川』ですが、実はいろいろな生き物が暮らしています。
ヌマエビやスジエビ、アメリカザリガニ、たまにニホンザリガニ。カワニナやジャンボタニシ、メダカやドジョウ、モツゴ、ヤゴなど、日によっていたりいなかったりなのですが、必ず何かいるため(土)(日)はお父さんと子供がアミでつかまえている姿をよく見かけます。
昔は夕方や休みの日に河原や小川で魚とりして遊ぶ……当たり前に見られた光景です。
なんだか微笑ましく思えました。
水量が多く足場が悪い河川などよりは、たしかにここなら比較的安全に魚とりが出来ますよね!
今日はたまたまシジミと思われる貝も見つけました‼︎
それでも最近は自然の生き物が減ってきたり、いろいろな安全面のせいか、川で遊ぶ子供も少なくなった気がします。
本当は自然の中で自然と共に遊び、学ぶことってすごく重要だと思うんですがね〜😌
この並柳、庄内地区でもこういった用水路が開発の都合で今ではほとんどがコンクリートやアスファルトの道路の下に隠れてしまい、流れる水が見える所も少なく感じます。
少し寂しい気持ちになりますが、人の生活が便利になっていく開発の中でやむを得なかったのだと思います。
あちこちで都市開発が進んでいく中、この『DECO川』に生き物が暮らし続けているのは、ある意味とっても貴重なのかもしれません。
この先も、この何気ない小川で生き物たちが暮らしていける環境が保たれ、その生き物たちが命を繋ぎ続けていく事を願います。
そして、何年、何十年後の子供たちも同じようにアミを片手に遊びに来てくれる光景を勝手に想像しています。
なんだかにんまりします…😊
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