「コケ」「石」「水」「光」「影」
丸山です
松本城の入口に程近い大名町の「松本市役所大手事務所」のビルの南隣にとてもシックでモダンな建物が出来ました。
『小昼堂 松本』さんです。小昼堂さんではお蕎麦やおやきなどの信州の名物をカフェスタイル☕️で頂けるほか、松本っ子の懐かしい味、「塩川のソフトクリーム」なども食べられますョ🍦
テイクアウトも出来るので地元の方や観光客の方に大人気です!
そんな小昼堂さんの植栽を含めた入口の外構工事を、去る7月中旬に当社「イーストガーデン」がやらせていただきました。
小昼堂さんのイメージを基に2,000個以上の立方石を敷き詰め、その隙間にコケを張っていくというなかなかないシンプルかつ大胆なデザインに仕上がりました。
ここで使用したのが、夏の乾燥や信州の冬にも耐える『スナゴケ』です。
スナゴケは特に乾燥に物凄く強いんです‼️👀
しばらく水が切れたような状態が続いたとしても、カッサカサに縮んだドライ状態で生きています。そうとう生き続けられます。
そしてひとたび水分💧💦を与えると、硬く縮こまった葉🌱が水分💧💦を含んでどんどん展開し、待ってました!と言わんばかりにみずみずしい葉🌱をこれでもか!というくらい空に向かって開きます🙌
その美しいこと‼️
石畳みもそうです。
乾いた時よりも、石も水や💧雨☔️で濡らしてあげる事によって何とも言えないしっとりとした表情を表します。
実に美しい‼️👀
そしてこのコケと石の調和した世界の一番の見どころは、そこに瞬間的偶然的に現れる
『光』と『影』が織り成すコントラストの融合です。
時にビルの影やひさしの影、街路樹の木陰、ちらちらと葉がうごく影、歩く人や佇む人の影、
そしてそれらから時折りさし込む
やわらかく あたたかい光
鮮明でシャープな光線 …
天気や時間帯によって、さまざまな姿に変わりますが、それもぜ〜〜んぶ含めて
『感じる美しさ』
がそこにあります。
影によって冷たさや静寂ささえ感じる石やコケ
しかし光によってピカピカ✨と輝き、躍動感や生命力をも感じます。
書きながら思ったのですが、これ程の美しさを感じるのは もしかしたら そこに
「静と動」 「陰と陽」
が成り立っているからなのかもしれません 😌
『コケ』『石』『水』『光』『影』
何かが一つでも欠けてはいけない
ゴールデンメンバーです。
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